乾燥肌には油分がたっぷり含まれたクリームを
クレンジングと洗顔でメイク汚れや毛穴に詰まった皮脂汚れをしっかりと落とす、化粧水でたっぷりと潤いを与えて肌を整える、肌悩みに応じて美容液やパックなどのスペシャルケアをプラスするなど、スキンケアの工程には様々なものがありそれぞれ役割が異なりますが、スキンケアの基本ステップにおける最後の仕上げの工程となるのが、乳液やクリームで潤いを閉じ込めるというアプローチです。この工程を省いてしまうと、化粧水や美容液でチャージした潤いや美容成分が逃げてしまいます。乳液やクリームは、潤いが逃げないように蓋をして水分保持力を高めるという役割を果たします。乾燥肌の方の仕上げの工程に最適なのは、油分がたっぷりと含まれた濃密なクリームです。
脂性肌には軽いつけ心地の乳液やジェルを
皮脂の分泌量が多くて全体的に脂っぽくなる脂性肌の方は、油分が多いクリームを使うとベタつきやテカりが出てしまいます。そこでおすすめなのが、さっぱりタイプの乳液やオイルフリーのジェルで仕上げるという方法です。軽いつけ心地なのでベタベタしませんし、その上からベースメイクを施してもファンデーションがよれたりしません。ベースメイクをするまえに軽くティッシュで油分をオフしておくと、化粧崩れを防げます。Tゾーンは脂っぽいのにUゾーンは乾燥するという混合肌の場合は、クリームとジェルを使い分けるのがベストです。脂っぽくなる額や鼻にはジェルを塗り、カサつく頬やフェイスラインにはクリームを塗るという使い分けをすると、バランスの良い肌になります。